侘びの心を勉強する
2017年5月18日
「待庵」の心とは
昨日お茶のお稽古があり、先生からお借りした本です。
6年以上の前の雑誌ですが、千利休について詳しく取材記事が載っています。現在は国宝で撮影禁止となっている千利休作の茶室「待庵」の写真も掲載されています。
「待庵」は千利休現存唯一の茶室で、広さはわずか二畳。究極の美を追求するため一切の無駄を省いた茶の湯の精神に通じる茶室だそうです。
和食にも茶の精神が多く取り込まれいます。一級の食材に対し、手間をかけて仕込みをして、飾らずシンプルに素朴に提供することが大切と教えられた経験があります。
自分の料理はまだまだその精神に達してはおりませんが、もっともっと勉強して茶事までできるくらいの料理人になりたいです。
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