江戸時代から変わらないこと

江戸時代から変わらないこと

「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」

江戸時代に山口素堂が詠んだ句で、まさに今の季節にぴったりです。この句の特徴として、季語である青葉、ほととぎす、初カツオを三つ使っている事です。通常では嫌われる手法らしいのですが、初夏の勢いを見事に表現できています。そして、目、耳、口と五感を刺激する内容となっております。現在より江戸時代のほうが四季を感じ、粋や風流に対して特別な思い入れがあったのでしょう。

狂歌でも「女房を質に入れても初鰹」という言葉が残っているくらい、昔の人は初鰹に並々ならぬ情熱を持っていたそうで、初物を食べると75日寿命が延びる、鰹は勝男に通じることから武士の間で人気があったそうです。現在の価値で1本10万円するカツオも取引されていたそうです。

かなえでも初カツオ入荷しました。明日より、香味野菜と特製だれをかけてランチ、ディナーで提供致します。乞うご期待下さい!

 

 

kanae

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