千利休から学ぶ

千利休から学ぶ

茶の湯から学ぶおもてなしの心

 

先日の定休日は以前より勉強している茶道のお稽古でした。

久しぶりのお稽古で習ったことが出来なかったりと先生にはご迷惑をおかけしていますが、親切に、気長に教えてもらっております。

よくお客様で薄茶や濃茶の飲み方がわからないとおっしゃる方がおられますが、僕は「お好きなように飲んでください」と言います。様々なしきたりや作法はありますが、ここは飲食店なので、お茶を楽しむことが第一と考えているからです。

大切なことはもてなす側の気持ち、つまりお店側です。お客様がどういう方で、どういう状況でご来店頂いているのか。今日は暑いのか寒いのか。季節にあったしつらえ、お料理が出されているかなど考えながら、そのお客様が気持ちよく一服して頂けるように心を配らなければなりません。

千利休の言葉で「一期一会」というものがあります。そのお客様とは二度と会えないというつもりで、真剣勝負の毎日を送っております。

月に一度のお稽古ですが、もてなしの心を考えさせられる原点のような一日でした。

kanae

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