足元を固める

足元を固める

信州伝統の「木曽ねず子下駄」

もう何足目になったでしょう・・・だいたい三カ月から四カ月ほどで新しいものに履き替えるのですが、開店当初より中町の小口履物店さんで購入している「木曽ねずこ下駄」です。

ねずことは黒檜の別名で、古くから木曽五木の銘木として知られています。丈夫で軽くて、柔らかい質感、これを履いて歩くと「カランカラン」と小気味の良い乾いた音がして、いつも身が引き締まります。

鼻緒は季節に合わせて変えており、今回は夏仕様で涼しげな物を選びました。底は作業用ということで特別にソールを打ち付けて頂きなるべく足の負担にならないような仕立てとなっております。

下駄は千三百年前の遺跡からも発掘されている日本の伝統品の一つです。お盆休みにも入りましたので、たまには下駄を履いて浴衣を羽織り外を歩いてみるのもいいかもしれませんね。

kanae

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