和食三昧日記

桜に想う 三分咲きの楽しみ

早すぎたお花見 先日の定休日を利用して家族で松本城にお花見に行ってきました。先週の週末は暖かい日が続き、そろそろ咲くかなと思い楽しみにしていきましたが残念ながら三分咲き・・・。しかも次の日には雪も降る寒い日となり満開の桜は見られませんでした。 ですが、ぷっくりふくらんだつぼみ、ところどころに咲いた桜の花はとてもきれいで夕焼けに映える美しい景色が見られ、久しぶりに感性が研ぎ澄まされる一日でした。 桜は散り際が美しいと言われておりますが、満開前でも休日前のウキウキしたような気分を味わえます。 来週からまた暖かくなるそうなので機会があればまたお花見に行きたいと思います。 ...

春のご会食~鼎にて~

春の特別な想い       気がつけば3月最終日を迎え季節は春分から清明へと移り変わります。 僕の中で一番好きな二十四節気の「清明」。 「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれる也」 晴れ渡った空と、百花が咲き競う季節という意味を込めているそうです。 本日ご来店されたお客様の中に、お子様が進学で愛知県に行かれるというご家族様がおりました。まだまだあどけない顔立ちのお子様が一人で都会の生活をされる、口では家事が楽になるとおっしゃっていたお母様の言葉の端々に寂しさが感じられました。 お子様の旅立ちを祝って、僕らは今日という日が忘れられない特別な一日になるように気持ちのこもったサービスと、鼎でしか味わえないお食事を精一杯提供することしかできませんが、こちらに帰ってきた際はお子様の成長を楽しみにお待ち申し上げております。 いよいよ明日からは4月です。新しい気持ちと新しい出会いを鼎にてお待ちしております。    ...

かなえの春がやってきました

芽吹きと新物   鼎の庭にも春がきました。ふきのとうと福寿草です。 今年は雪が少なく過ごしやすい冬でしたが、3月に入ってからかみ雪が降りすくすくと春の生命が芽吹いてまいりました。 鯛。新玉葱、四万十川の沢蟹、稚鮎とこれからの食材もたくさん入荷しております。 春は出会いと別れの季節。一期一会でよい出会いをかなえでお待ちしております。...

もうすぐ春ですね

春の新メニュー揃ってます 「たけのこ饅頭」 たけのこのおこわを白玉粉で包み、じっくり蒸してからカリカリに揚げた一品。昨年来より人気のある献立となっております。 カリッふわっとろっの食感と、たけのこの風味が口いっぱいに広がります。 「春の訪れ」 春と言えば桃の節句。旬のはまぐりを吸い物に致しました。桜の葉と桜餅で包み、うるい、わらび、ゆり根で鮮やかに仕立てております。 蛤の風味と山菜の力強さを同時の味わえる吸い椀です。 どちらもコース、単品で注文できます。ぞくぞくと春らしいメニューが増え、彩り鮮やかな献立をどうぞご賞味くださいませ。  ...

やっぱり美味しい鼎の本鮪!

創業以来の自慢の一品 お客様に「鮪おいしいね」とよく褒められることがあります。 とてもありがたいことです。鼎の鮪は九州産の生の本マグロを使っているからです。最近では鮪の「せかみ」と呼ばれている部位を使うようになりました。この「せかみ」は肉で言うとロースやサーロインの部分です。 赤身はねっとりと香り高く味があり、トロの部分は程よく霜がふっている鮪好きにはたまらない逸品です。 コース料理にはもちろん、単品、サラダにもこの鮪を使っております。 自画自賛になってしまいますが、大間の鮪にも負けないうま味のある鼎の鮪を是非ご賞味くださいませ。...

すべてはお客様の為に

利き酒師として 昨年秋口よりコツコツと勉強してきた甲斐もあり、ようやく「利き酒師」の認定を受けることが出来ました。 当初は分厚いテキストを見るたびに辟易していましたが、勉強を重ねていくと「こういう料理にはこのタイプの日本酒が合う」「このようなシチュエーションのときや、お客様の体調、天候のときはこのお酒を勧めてみよう」など実践で役に立つ勉強ということがわかり始め楽しく免許の取得ができました。 まだまだお酒の知識は深めなければいけないし、造り酒屋さんも勉強をしながら毎年毎年新しいお酒を出荷しているので、僕自身もずっと勉強をしていかなくてはなりませんが、押し付けではなくお客様にとって最良のお酒を提案していければと思います。 「すべてはお客様の満足の為に」とはどこかで聞いたことのあるフレーズですが、一生勉強と思い、これからも鼎は進化し続けます。 ちなみに今年の目標は・・・ 蕎麦打ちを勉強し、お客様にご提供できるクオリティにすること。 英会話。 自分自身の働き方改革(苦笑) です。...

春の食材が続々入荷しております

播州赤穂の「サムライオイスター」 兵庫県産の牡蠣が入荷しました。その名も「サムライオイスター」赤穂浪士からとった名前だそうです。 小ぶりな牡蠣ですが、ぎっしりと身が詰まっており、甘みのある美味しい牡蠣です。 鼎では炭火でじっくりと焼き、熱々をポン酢、九条ネギ、紅葉おろしで召し上がって頂きます。 茨城県産白魚 兵庫県産ホタルイカ こちらの春の代名詞と言ってもいいこの時期ならではの食材です。 白魚はからし醤油でぷりぷりをそのまま召し上がって頂きます。数量限定で品切れしている場合もありますのでご了承ください。 ホタルイカは兵庫県産ですがもう少しで富山の新物も入荷予定です。こちらはボイルして生姜醤油でご提供しています。 鼎で春の味を満喫してください。...

ご無沙汰しております(汗)

反省だらけの年始・・そして気がつけば2月・・・ 年末以来のブログの更新ということで、このブログを楽しみにして頂いてるお客様には本当に申し訳ないことをしてしまったと反省しております。。 1月中は新年会などのご予約を頂き2019年のスタートも相変わらず全力疾走でした。 そして大きな変化と言えば鼎に心強いパートナーが加わりました、それは店長の中原です。 中原店長とは僕が以前勤めていた会社で一緒に仕事をしていた仲で、にじみ出るやさしさでお客様の心を癒してくれる最高のサービスマンです。僕や女将と一緒に鼎を盛り立ててくれると思います。 そして食材も芽吹きにふさわしい春のものが入荷してきました。 新物のわかめ、ホタルイカ、たけのこ、桜海老、うるい、独活、わらびなど春の力強さを感じられる献立でお待ちしております。 忙しさを言い訳にせず、今一度原点に立ち返り2019年を最高の年にしたいと思っております。今年も一年よろしくお願い致します。...

今年も一年ありがとうございました

平成最後の締めくくり 年末のバタバタした営業の中でブログ更新が出来ずにすみません。 今年も恒例のおせちが無事に完成致しました。昨年の反省や要望を取り入れつつ、今年の集大成となる献立を作ることができ、達成感と充実感でいっぱいです。 12月はせわしないですが、たくさんのお客様にご来店頂きとても楽しく仕事に取り組めました。 いよいよ数時間で2019年の幕開けです。来年もお客様の満足して頂く笑顔の増加と自分自身のさらなるレベルアップを目指して突き進んで参ります。是非2019年のかなえにご期待ください。 皆様よいお年とりをお迎えください。...

この時期にしか食べられないもの

旬を迎えた食材たち 今しか食べられない「香箱蟹」 名前を聞いたことはあるかもしれませんが、なかなか信州では入荷しにくい食材です。お茶の時に用いるお香を入れる箱に似ていることからこの名前が付けられたそうです。先人たちのネーミングセンスの良さを感じます。 正体はズワイ蟹の雌なのですが、この時期はおなかにびっしりと詰まった「内子」「外子」と呼ばれる卵が美味しくなります。 塩ゆでした蟹を丁寧にほぐし、蟹味噌、卵、蟹肉と一緒に盛り付けご提供致します。入荷は未定なのですが、入った時には皆様におすすめしているので、是非ご賞味ください。 石川県能登産の赤なまこです。こちらも寒い時期に旬を迎えます。こりっこりっとした食感がたまらない逸品です。硬すぎず、柔らかすぎない塩梅に仕上げることが料理人の腕の見せ所です。三杯酢と胡瓜とともに和えてご提供いたします。単品でもご注文頂けますが、数に限りがあるのでご注文の際はスタッフにご確認下さい。 これからの寒い時期には、魚は脂がのり、野菜は甘みを増します。この時期にしか出会えない食材たちを是非かなえでご堪能下さい。...